Les Misérables

を観てきたのでネタバレビュー！ ってネタバレと言っても、もう世界的にも有名な作品だけどね。

妹の子供のためにパンを盗み囚われるも、仮釈放の法を破り自由を求め逃亡したジャン・バルジャン（ヒュー・ジャックマン）の生涯を追ったおはなし。ミュージカル映画って知ってたけど、予想よりずっと歌いっぱなしだったから最初戸惑ったよ。すぐ気にならなくなったけどね。話も重く158分っていう長い話にもかかわらず豪華キャストの演技と歌唱、めまぐるしく展開するストーリーで飽きなかった。

それにしてもみなさん歌がお上手で、評論家にはイマイチだったらしいジャベール（ラッセル・クロウ）の歌声も僕は好き。力強くて太くて好きよ。歌で言うと、エポニーヌ（サマンサ・バークス）のソロ「オン・マイ・オウン」も印象的だった。展開が早かったせいか各シーンがそんなに詳細に描かれてなかったはずなのに、片思いする乙女を見事に表現していて、つい感情移入してしまい涙ウルルと来たよ。切ないよあんたァ！　因みにサマンサ・バークスはミュージカル版のロンドン公演でエポニーヌを演じてたみたい。そりゃ上手いはずだわ。

え？しかも歌は別撮りじゃなくて生歌だって？ 俳優さんはすごいや。

あと、見どころといえばサシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム＝カーターが送る夫婦漫才劇場も良かった。ヘレナさん、ちっちゃいサングラス似合いすぎ。

ということで、もっとひとりひとりの物語を知りたいと思った作品だった。どのシーンも外せない、最初から最後まで楽しめた映画、劇場で見れて良かった！サウンドトラック欲しいけど、全曲収録されてるのはまだみたい。

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